ラムゼイ・ハント症候群(ハント症候群)

顔面神経マヒ、ラムゼイハント症候群
ラムゼイ・ハント症候群は、ヘルペスウイルスの一種である水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)によって引き起こされ、顔面神経麻痺を主な症状とする疾患です。
ハント症候群とも呼ばれます。顔面神経麻痺の中ではベル麻痺に次いで多く、全体の約20%強を占めます。
ラムゼイ・ハント症候群はベル麻痺に比べて治りづらく、後遺症が残りやすいとされています。
帯状疱疹とラムゼイ・ハント症候群の違いは何ですか?

顔面神経マヒ、ラムゼイハント症候群
水痘・帯状疱疹ウイルスは、以前かかった時に体内に入り込んだウイルスが、症状が治まった後も顔面神経の膝神経節に潜伏し、何らかのきっかけで再活性化することで生じるといわれています。
ラムゼイハント症候群は、過労やストレス、病気などで免疫力が低下した時に生じやすいと言われています。
原因は、小児期にかかる”みずぼうそう”のウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が顔面神経節内に残っており、体調不良や疲れ、ストレスなどにより免疫力が低下したときに、この潜んでいたウイルスの再活性化にともない顔面神経が傷害されて発症すると言われています。

自律神経
ラムゼイハント症候群の治療には鍼灸が効果的であると言われています。
鍼灸は末梢性の麻痺に効果があり、神経の回復を促進しながら筋肉を刺激することで、動かなくなった表情筋の運動を促すことができます。
ラムゼイハント症候群の鍼灸治療には、次のような効果が期待できます。
・顔の血流を均一にして神経の腫れを早く引かせる
・免疫力を高めることで、顔面神経麻痺や難聴、耳鳴りが治りやすくなる
・自律神経のバランスを崩して自然治癒力が低下している首を振り子のように重心線上に戻すことで、血流が再開して顔面神経の回復が早まる
ラムゼイハント症候群は水痘・帯状疱疹ウイルスによるもので、耳や口の中の水疱形成、耳鳴り、難聴、めまいなどを伴うことがあります。

顔面神経マヒ、ラムゼイハント症候群
顔面神経麻痺の治療では、発症後はすぐに病院での初期治療(薬物療法)を行い、同時に鍼灸を併用するをおすすめしています。

顔面神経麻痺
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