スピードスケートで怪我をした時は、那覇市銘苅のスマイルなごみ鍼灸整骨院で治療をしていきましょう。
スピードスケートでは抵抗の少ない氷上でスピードを出しつつ、転倒しないための全体のバランス能力が求められます。
転倒などの急性外傷などもありますが、多くは疲労性の急性、慢性障害がよくみられます。
体幹を固定するための腰背部、キック力を推進させるための股関節、膝関節周辺部には大きなストレスがかかりやすく、怪我の一因ともなります。
よくみられる傷害については、腰椎椎間板ヘルニア、膝蓋靭帯炎(ジャンパーズ・ニー)、半月板損傷、足関節捻挫などがあります。
腰椎椎間板ヘルニア
腰部にある椎間板は日常生活やスポーツ動作で大きなストレスを受けやすく、特に前屈と腰の捻りの動作が同時に起こる場合にそのストレスは高まります。
この状態が繰り返されることで椎間板内の線維輪の変性がおき、やがては背部の神経を圧迫するようになります。この状態は一般的には椎間板ヘルニアとして知られています。
特に下肢への神経痛が見られ、神経の圧迫されている側の筋力低下、前屈や捻り動作で痛みが増強します。
どのスポーツにおいてもみられますが、一般的には20歳以降によく発生します。
急に痛みが出た場合はRICE処置を行い、背部の炎症を抑えるようにします。
状態が安定してきたら、出来るだけ早く腹部と腰部の筋力強化トレーニングを行うようにします。
腰椎にかかる負担を出来るだけ軽減するように、腹筋の強化に努めることが大切です。
ジャンパーズ・ニー
ジャンプ競技の選手や長距離走などの選手によく見られる症状で、膝蓋靭帯の炎症のことを言います。
ランニングでは通常体重の2~3倍の力がかかり、それを大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)、膝蓋骨、膝蓋靭帯でクッションの役割を果たしています。
このストレス吸収機構が繰り返しや大きな力によって、靭帯はわずかに断裂したり、炎症を起こしたりします。
原因は大腿四頭筋のオーバーユースにあると考えられ、柔軟性の低くなった筋肉が過度に伸ばされることで膝蓋靭帯に損傷を与えると考えられています。
膝の下あたりの不快感、圧痛、腫れなどが見られます。
しばらく運動を中止して十分な休息をとることで、症状は回復することが多いようです。
大腿四頭筋の柔軟性を回復するためにストレッチを取り入れ、ハムストリングス(太ももの後ろ側の筋肉)とのバランスを考えた筋力アップが大切です。
半月板損傷
半月板は膝関節内にある組織で、大腿骨と脛骨(けいこつ:すねの骨)の安定性を与え、膝関節にかかる体重負荷を吸収分散するクッションの働きをします。
半月板が損傷されると円滑な膝の動きが妨げられます。
半月板損傷の特有の症状として、膝のロッキング(引っかかり現象:円滑な膝の動きが損なわれた状態)があらわれます。
完全伸展あるいは屈曲(膝の曲げ伸ばし)ができず、激しい痛みが伴い、弾発音(クリック)とともに動きが回復する場合はその典型的なものです。
サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、野球などの受傷が多くみられます。
損傷部位によってはギプスや縫合手術で治ることもありますが、それ以外では半月板の切除手術が必要となります。
足関節捻挫
スポーツ外傷の中で最も多いケガの一つです。
足部の「内側ひねり」による内反(ないはん)捻挫と、足部の「外側ひねり」による外反(がいはん)捻挫があります。
圧倒的に内反捻挫が多く、この場合は外側くるぶし周囲の靭帯の損傷(この場合は靭帯が引き伸ばされること)であり、逆に外反捻挫では内側くるぶし周囲の靭帯の損傷となります。
症状としては痛み、腫れ、運動痛などがあり、関節の可動域(本来動かすことのできる関節の角度範囲)の異常などが見られます。
初期治療にはRICE処置が効果的です。
那覇市銘苅のスマイルなごみ鍼灸整骨院では、スピードスケートで怪我をした体を治療していきます。
鍼灸治療、テーピング、整体、超音波治療、骨格矯正など様々な治療で施術します。
スピードスケートで怪我をしたらご相談下さい。
県外からのキャンプでトレーニングに来た時の治療も受付ています。