弓道の体のケアについて
弓道は、年齢問わず楽しめ長く続けることができるスポーツです。
高い集中力を必要とするスポーツなので、逆に言えば集中力が落ちたり途切れたときに怪我をしやすいと言えます。
弓矢を用いるので場合によっては大怪我につながることもあり、細心の注意を払うことが必要です。
今回は、弓道で起こりやすい怪我について、対策もあわせて紹介します。
弓道で起こりやすい怪我とは?
擦り傷
弓道で起こりやすい怪我の1つに、放った弓矢の弦が腕や頬に当たってしまう擦りむき傷があります。
当たる強さによっては内出血を起こしてしまい、何度も当たると出血してしまうことも。
弓手の親指、第二関節あたりを矢羽で擦ってしまうすり傷も多くあります。
弓道を始めたばかりの人に多い怪我ではありますが、ちょっとした気の緩みや集中力の途切れから、ベテランでも起こしてしまう怪我です。
関節まわりの炎症
弓を引くときに、ひじや肩など関節周辺に大きな負荷がかかるため、場合によっては関節まわりに炎症が起こり、痛みがしばらく続くこともあります。
ベテランでも肘の痛みや肩の痛みが発生するときがあり、長年の疲労が蓄積され限界を超えたときに痛みが発生すると言えるでしょう。
また、弦によって耳を打ってしまうことも多く、強い衝撃により最悪は耳がちぎれてしまう場合もあります。
弓道で起こりやすい怪我の対策
弓道は弦を使って弓を的に向けて放つスポーツですが、怪我の多くは弦と体が接触することで起こるものがほとんど。
とくに初心者は弦と体の距離が把握しづらく、思った以上に弦の反動があるので思いもよらない怪我が起こることもあります。
ここでは、弓道で怪我をしないための対策について見ていきましょう。
姿勢を整える
まず、弓を放ったときの弦と体が接触してしまう場合は、しっかりと弓を引く姿勢を整える、鍛錬して姿勢を自分のものにするのが1番の近道。
1度弦が体に接触し痛い思いをすると腰がひけてしまい、上達が長引いてしまうことがあります。
過度の恐れは逆に悪い姿勢に拍車をかけ、さらに怪我の原因になるので、堂々とした基本姿勢を保ちましょう。
マッサージやストレッチをおこなう
弓を引くときに、ひじや肩に負担がかかり痛みが生じるときは、疲労の蓄積が限界を超えている場合が考えられます。十分な休養をとり、ひじや肩のマッサージを入念におこないましょう。
また、関節まわりを十分に伸ばすストレッチをおこなうことで柔らぎ、負荷の軽減につながります。
スマイル鍼灸整骨院グループでは、弓道で痛めた体や体のコンディショニング調整をしています。
鍼灸治療、スポーツマッサージ、整体、骨盤矯正、超音波治療など体の状態をみて施術します。
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