女子野球の選手のけがの治療

女子野球
野球選手の三大障害部位といえば、肘、肩、腰。
それでも女子選手にも多く発生しているのが肘のケガ(野球肘)です。
野球肘とはオーバーユース(過度な投球)やミスユース(間違ったフォームや力の入れすぎ)によって、肘の内側や外側、後ろ側が痛くなる症状をいい、その予防のためには過度な投球をさせないこと、正しいフォームで投げることが基本ですが、私はそれらに加え、女子特有の肘関節の特徴を知ることが大切だと思っています。
男子より柔らかいといわれる女子の関節。
肘の構造は男女で違います
人間の腕は真っ直ぐ伸ばしても肘を基点に少し外側に曲がっています。
この角度が女子のほうが男子より大きいのが特徴です。
そのため腕を真っ直ぐ前に伸ばすと、女子は肘の内側と内側がくっつくケースがよく見られます。
関節が柔らかいとケガのリスクが高くなる

野球肘
女子の関節の柔らかさは両刃の剣です。
気をつけなくてはいけないのは、ケガのリスクが高くなることです。
腕がムチのようにしなる女子選手の例
腕がムチのようにしなる、つまり肘を外側に曲げようとする力が大きくなると、反対に肘の骨と骨をつなぎとめているじん帯が、肘が外に曲がらないようにがんばります。

女子野球
するとじん帯に大きなストレスがかかり、ケガの危険が高まるわけです。
「体が柔らかい=ケガの予防につながる」と当たり前のように言われますが、それは筋肉の柔らかさのことであって関節の柔らかさのことではありません。
関節が柔らかすぎるとケガのリスクが高まり、女子は特にその危険が高いことを充分に理解してください。
常に何人かの投手を育てて上手にローテーションを組むこと、そして正しいフォームで投げられるよう指導することが、女子の場合特に重要です。
肘回りの筋肉の疲れをとるストレッチを覚えましょう。

ストレッチ
野球肘の原因はオーバーユースやミスユースなどにあるので、これさえやっておけばケガが防げるというストレッチはありません。
とはいえ少しでもケガを予防するために、肘回りの筋肉の疲れをとるストレッチをご紹介します。
じん帯や腱を痛めた場合は見よう見まねのストレッチやマッサージでは治りませんので、プレー中に少しでも痛みを感じたら、我慢せずにすぐスマイルなごみ鍼灸整骨院に受診してください。
ジュニア選手の野球肘は早く対応するほど予後が良くなるからです。
是非一度ご相談ください。
【当院の施術】
腰痛、肩こり、首の寝違え、鍼灸治療、整体、マタニティマッサージ、交通事故治療、美容鍼灸、頭痛治療、自律神経治療、小児はり、学生・子供の治療など体に悩み、痛みがあるときはご相談下さい。
自賠責保険も受付をしています。
病院や、整形外科へ行く前にご相談下さい。
関連するスポーツ障害の記事
【那覇市新都心店】
スマイルなごみ鍼灸整骨院
〒900-0004
沖縄県那覇市銘苅3-8-11 Jimmy 那覇店隣り
環状二号線沿い 駐車場2台完備
【診療時間】
月曜日~土曜日
9時~20時診療受付
【休診日】
日曜、旧盆、年末年始
☎:098-862-2080
✉:nagomi_oki_sun@yahoo.co.jp
QRコード