咳をすると腰に響く症状

腰痛
咳をすると腰に響く症状を経験することがあります。この現象は、身体の構造と生理的な反応によって引き起こされます。以下に、その仕組みを分かりやすく説明します。
咳のメカニズム
咳は、気道に異物や刺激物が入ったときに体が反射的にそれを排除しようとする防御反応です。咳をする際、次のような一連の動作が行われます。
1. 深く息を吸い込む:肺に空気をためます。
2. 声門を閉じる:一時的に気道を閉じて、圧力を高めます。
3. 腹筋と横隔膜を強く収縮させる:これにより、胸腔内の圧力が急上昇します。
4. 声門を開く:圧力を解放し、一気に空気を吐き出します。
この一連の動作により、咳が発生し、気道内の異物や分泌物を除去します。
咳と腰痛の関係
咳をすると腰に響くのは、主に次の理由からです。
1. 腹筋と腰椎への負担
咳をするとき、腹筋と横隔膜が強く収縮します。この力が腰椎(腰の部分の背骨)に伝わり、特に腰の筋肉や椎間板に負担がかかります。
もしも腰の筋肉や椎間板が既に弱っていたり、損傷していたりすると、咳をすることでその部分に痛みが生じることがあります。
2. 既存の腰の問題
もし腰痛や椎間板ヘルニアなどの既存の腰の問題がある場合、咳をすることでこれらの症状が悪化することがあります。咳による急激な圧力の変化が、椎間板や神経に影響を与え、痛みを引き起こします。
3. **筋膜の連結
人体の筋肉は筋膜という結合組織でつながっています。
腹筋と腰の筋肉も筋膜でつながっているため、咳による腹筋の収縮が腰の筋肉に影響を与え、痛みを引き起こすことがあります。
予防と対策
咳をすると腰に響く症状を軽減するための対策は以下の通りです。
腰のサポート:咳をする際に腰を支えるように手を当てることで、腰への負担を軽減できます。
腹筋の強化:腹筋を鍛えることで、咳をしたときの圧力をうまく分散させることができます。
腰痛の治療:既存の腰の問題がある場合は、医師の指導のもとで適切な治療を受けることが重要です。
まとめ
咳をすると腰に響くのは、咳の際に腹筋や横隔膜が強く収縮し、その力が腰に伝わるためです。
既存の腰の問題や筋膜の連結も関係しているため、症状が続く場合は専門医に相談し、適切な治療や対策を講じることが大切です。
【当院の施術】
スマイル鍼灸整骨院グループでは、鍼灸治療、整体、超音波治療、ストレッチ、コルセット固定などを体の症状に合わせて施術していきます。

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