妊娠中の体の変化
妊娠すると8割の人が経験している「つわり」があります。
つわりとは、妊娠4週~16週くらいの期間にみられる吐き気や嘔吐、においや食べ物の嗜好の変化で、一般的には、妊娠することで大量に分泌される妊娠ホルモン(hCG:ヒト絨毛語などトロピン)が原因とされ、妊娠5か月以上でも15%ほどの妊婦さんがつわりを感じています。
つわりは妊娠の合図であり、待望の赤ちゃんを授かった喜ばしいことかもしれませんが、虚弱体質の女性、ストレス過多、高齢での妊娠という影響で、実際に感じる症状は、つらい症状が多いです。
つわりでおこる感覚の変化
つわりの症状は人それぞれですが、比較的多い感覚の変化として以下のようなものがあります。
嫌に感じるようになった匂い
●ごはんの炊けるにおい
●魚の生臭いにおい
●洗剤のにおい
食べられなくなったもの
●コーヒー
●白いご飯
●揚げ物
つわりの種類
●吐きつわり
「吐きつわり」は、一日中、吐き気に悩まされ、実際に吐くような典型的つわりのことです。
まったく食べ物がのどを通らず水だけでもすぐ吐いてしまうときは病院に行きましょう。
●食べつわり
お腹がすくと吐き気がひどくなるつわりです。食べ過ぎても気持ち悪くなります。
●においつわり
においに敏感になります。今まで大好きだったにおいが急に嫌でしょうがなくなるくらい変化します。
前述のごはんや、魚、洗剤のにおいだけでなく、湯気や香水、流しや包丁など金属のにおい、歯磨き粉、ゴミ、など、普段の何気ないにおいが苦手になる人が多いです。
●よだれつわり
よだれが増えてだらだらとまらないつわりです。タオルをくわえたり、ビニール袋やペットボトル、ティッシュや洗面器などに唾液を吐いて対処している人をよくみます。比較的、妊娠後期までつわりに苦しんでいる人が多いです。
足や手のむくみも強くなり朝起きた時や夕方になるととても痛くなります。
スマイルなごみ鍼灸整骨院では、妊婦さんのむくみの治療をしています。
しっかり流れを良くして出産に備えましょう。