肉離れとは
肉離れとは急激に筋肉が収縮した結果、筋膜や筋繊維の一部が損傷することを言います。
肉離れの起こりやすい部位
肉離れが起こりやすい部位は、太ももの後ろ(ハムストリングス)、
太ももの前、ふくらはぎ、腓腹筋などです。
また寒い季節に起きやすく、ウォーミングアップ不足、ストレッチ
不足が原因でおこしますが、疲労やストレスがたまったり、睡眠不足など
起こりやすくなります。
肉離れの主な症状
肉離れ症状は、幼少期~子供に発症するケースが少なく、
比較的筋肉も骨格も完成段階にある高校生以上の人に多く発症する事も大きな特徴です。
これは、幼少期の子供には、まだ「強力な筋収縮」を行う筋肉そのものを持っていない
点と筋肉の柔軟性が高い点が発症率が低くなる傾向の原因と考えられております。
〇肉離れの症状は医学的に3段階
肉離れの症状は、肉離れの症状の重さによって、医学的に3段階の症状に分けられます。
肉離れでは、この症状の段階によって治療方法も異なってきます。
★第1段階=軽症
肉離れの症状は非常に軽く、部分的に小規模の断裂が生じているケースです。
痛みはありますが自力の歩行が可能の状況がこの「第1段階」にあたります。
★第2段階=中程度
肉離れの症状は中程度の段階です。
第2段階の症状では筋繊維の一部断裂、筋膜の損傷皮下内出血
が発症しているのが通常で、自力歩行が難しくなってきます。
★第3段階=重症
かなり重傷の肉離れの状況です。
筋繊維に部分断裂が深く発症し、患部には陥没が確認できます。
この段階になると「自力歩行はほぼ不可能」となり、
痛みも非常に激しい激痛を伴うようになります。
競技復帰までの治療期間の項目でも解説しているとおり、
軽度・中度と比較すると重度の第三段階に至った場合の実践競技への
復帰までの期間は倍以上の時間がかかります。
肉離れを甘くみると大変な目にあいます。
最初が肝心です。受傷後すぐの適切な処置の仕方で治り方は随分変わってきます。
受傷後1週間~10日のストレッチは厳禁です!
その理由は、部分断裂した筋肉やあるいは傷ができた傷口がふさがるどころか、筋肉を伸ばすことによって(ストレッチ)、傷口が広がり悪化するからです。
筋肉が完全に修復していないのにも関わらず、中途半端な状態で練習復帰すると、筋肉に瘢痕形成(筋肉の芯に塊みたいなものできる)ができてしまい慢性的な痛みが発生します。
例えば、練習時間が長くなると痛みが出たり、試合の後半になると痛みが出たり、
寒くなると痛みが出たりします。
肉離れかなと思ったら、ぜひ当院へ。
お待ちしております。
(お問い合わせ)
◎銘苅なごみ整骨院 098-862-2080
【院長】渡久地 繁
【住所】沖縄県那覇市銘苅3-8-11 ジミー那覇店隣り
【TEL】098-862-2080
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