学生のオーバーユース(疲労性の痛み)の治療について
試合直前の練習など痛みや違和感があっても、つい無理してしまうことがありますよね。
昔は当たり前だった練習方法が、今では間違いだということもあります。
成長期は骨や関節が柔らかいため、過度な負担やトレーニングの繰り返しは「スポーツ障害」の原因になります。スポーツの常識も日々進化しています。
生徒も保護者も指導者の皆さんも、ちょっとした痛みや違和感、フォームの乱れなど「小さなサイン」を見逃さず、スポーツ障害を予防しましょう。
スポーツ障害とは
スポーツで生じる身体の故障には、瞬間的な外力によって起こる「スポーツ外傷」(骨折、脱臼、捻挫など)と、身体に過度の負担が繰り返しかかることによって、痛みなどの症状が慢性的に現れる「スポーツ障害」があります。
スポーツ障害は早期に対処しないと重症化して、関節が変形したり骨が分離したまま直らなかったりと、日常生活に支障を生じることがあります。
ただし、厳密に区別せず、スポーツ外傷とスポーツ障害を総称してスポーツ障害と呼ぶ場合もあります。
【骨や筋肉の成長時期のピーク】
身長(骨) | 13.45歳 |
筋肉 | 13.75歳 |
骨量 | 14.11歳 |
中高生にスポーツ障害が起こる理由
成長期にはまず骨が成長し、筋肉がそれを追いかけるように身体が作られていきます。
男子の場合は高校1~2年生、女子は中学3年生ほどまでが成長期です。この時期の骨は、両端が軟骨になっていて、骨端線と呼ばれる部分から骨が伸びていきます。
そのため、骨、関節は成人と違って構造的に弱く、強いけん引力、圧迫力が繰り返し働くと、傷ついたり変形したりして障害が生じやすいのが特徴です。
【成長期の骨の構造】
主なスポーツ障害
中高生のスポーツでは野球が盛んですが、野球選手には投げ過ぎによる肘の障害である、野球肘が特に多く見られます。
野球肘には、肘の内側に発生する内側側副靭帯損傷(内側型野球肘)と、肘の外側に発生する離脱性骨軟骨炎(外側型野球肘)の2種類があります。
走ったりジャンプしたりするスポーツでは、膝蓋(しつがい)靭帯が脛骨(けいこつ)付着部からはがれて骨が出っ張るオスグッド・シュラッター病の発症率が高いです。
前十字靭帯損傷も非常に多く、特に女子の場合はX脚が原因となるので、普段の姿勢から気をつけましょう。
【野球肘】
【オスグッド・シュラッター病】
【前十字靭帯損傷】
ポイント1
ウォームアップ
スポーツによる障害や外傷を未然に防ぐためには、準備運動が欠かせません。
体温・代謝を上げ、関節を柔軟にするなどの効果があります。
15~20分ほど、ストレッチやジョギングなどをして身体を温めましょう。
動作に勢いをつけるのではなく、ゆっくり筋肉を伸ばすように行うことがコツです。
ポイント2
クールダウン
ウォームアップと反対の効果を持つクールダウン(整理運動)は、運動によって興奮した身体を鎮めて、疲労回復を促す効果があります。
急激に運動を停止すると身体によくありません。
軽いジョギングやウォーキングなど、徐々に動きを止め、ストレッチやアイシングを行いましょう。
ポイント3
適度な練習
一定の動作を繰り返し行うことで関節、筋肉、腱などに継続的に負担が加わります。
スポーツ障害は、オーバーユース(使いすぎ)によって起こることがほとんどです。
例えば、野球の全力投球は、中学生なら1日70球までで週350球。高校生なら1日100球までで週500球が限度です。
ポイント4
体格に応じた練習
中高生の時期は成長スピードや体格の個人差が大きいです。
指導者は、年齢ではなく個人の発育に合わせた指導をするよう気をつけましょう。
筋力トレーニングは、筋肉が増えた時期に行わないと意味がありません。
身体ができていないうちは、瞬発性を養ったり身体の使い方を覚えたりしましょう。
小さなサインを見逃さないようにしましょう。
痛みを感じたら病院を受診するのが一番ですが、気づかないうちに障害が進んでいることがあります。
例えば、投球フォームで肘が下がってきたら、肘に障害が起こっているかもしれません。
また、膝の下を押さえてみて痛むようならオスグッド・シュラッター病かもしれません。
我慢して続けていると、将来障害が残ることがあるので、指導者や家族は注意深く見守ることが大切です。
「痛い」と言えない…?
「痛み」はスポーツ障害の重要なサインですが、「痛い」と言ったり練習を休んだりすると試合に出してもらえないと思い、無理して練習を続ける子どもがいます。
指導者が「痛い」と言える環境を作ることや、フォームの乱れなどに気づくよう努めましょう。
スマイル鍼灸整骨院グループでは、学生のオーバーユースの怪我の治療、予防の施術をしています。
大事な大会や長く競技を続けたい方、しっかりと体のメンテナンスをしていきましょう。
整体、鍼灸治療、骨盤矯正、スポーツマッサージ、超音波、温熱治療など体の状態に合わせて施術していきます。
一度ご相談下さい!
那覇市スマイル鍼灸整骨院グループでも、那覇新都心店、首里本院があります。
【那覇市スマイル鍼灸整骨院グループの治療項目】
各種保険治療(健康保険、労災、自賠責保険、傷害保険など)
鍼灸治療
マタニティ治療
スポーツでの怪我の治療
スポーツキャンプの時のコンディション調整
吸い玉治療
耳鳴り、難聴、めまい治療
頭痛治療
肩こり治療
不眠症治療
不妊治療
顔面神経麻痺治療
自律神経失調症治療
学生治療(学割高校生まで)
自衛官、基地で働いている方の治療
美容鍼灸
高齢者のリハビリ治療
更年期障害治療
学生の部活動で怪我をした時の治療
顎関節症治療
小児はり治療
産後の骨盤矯正
LINE スタンプ作成
スポーツトレーナーセットの販売
など様々な部分でご協力ができます。
本島からご来院された方の出身地
糸満市、豊見城市、那覇市、浦添市、宜野湾市、沖縄市、南城市、知念村、佐敷村、大里村、八重瀬町、南風原町、与那原町、西原町、北中城村、嘉手納町、うるま市、南大東村、石垣市、名護市、沖縄市、宮古島市、南城市、国頭村、大宜味村、東村、今帰仁村、本部町、宜野座村、金武町、伊江村、嘉手納町、北谷町、中城村、渡嘉敷村、座間味村、粟国村、渡名喜村、北大東村、伊平屋村、伊是名村、久米島町、多良間村、竹富町、与那国町
沖縄県全域からのご来院があります。
離島や県外からも患者様がいらっしゃします。
【離島からの来院された方の出身地】
宮古島、伊良部島、下地島、池間島、来間島、大神島、多良間島、水納島、石垣島、竹富島、小浜島、黒島、新城島(上地)、新城島(下地)、由布島、西表島、波照間島、与那国島、鳩間島、嘉弥真島、久米島、
奥武島(久米島町)、東奥武島、渡名喜島、粟国島、渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島、慶留間島、前島、伊是名島、伊平屋島、野甫島、伊江島、水納島、津堅島、久高島、北大東島、南大東島
コロナウイルス感染予防対策について
沖縄県那覇市スマイル鍼灸整骨院グループでは、患者様に安心して施術を受けていただくために以下の対策を行なっております。
・患者様お一人お一人の施術の後は、必ず手を洗い・手指のアルコール消毒を行い常に清潔を保つよう心がけています。
・患者様が使用した後の施術ベッドは1回1回アルコール消毒を行い、うつ伏せの際には、お一人ずつ使い捨てのフェイスペーパーを使用しております。
・患者様やスタッフが手を触れる所
(待合室、トイレの取手、スリッパ、荷物カゴ、受付)などこまめにアルコール消毒を行っております。
・院内の感染予防対策として、定期的に院内の換気を行っています。
★患者様へのお願い★
受付にアルコール消毒液を用意しております。
来院の前後には手指のアルコール消毒をお使いくださいませ。
よろしくお願いいたします。
【首里本院】
〒903-0806
沖縄県那覇市首里汀良町3-39 1F ゆいレール首里駅 徒歩2分
駐車場10台完備
診療時間
月曜日~土曜日
9時~19時受付
休診日
GW、旧盆、年末年始
☎:098-884-6161
✉:smile_oki_sun@yahoo.co.jp
【設 備】お子様連れで通院できます。
受け入れ対象 、乳幼児からOK、キッズスペース、ベビーベットあり
HP QRコード
【那覇市新都心店】
スマイルなごみ鍼灸整骨院
〒900-0004
沖縄県那覇市銘苅3-8-11
Jimmy 那覇店隣り
環状二号線沿い
駐車場2台完備
月曜日~土曜日
9時~19時受付
休診日
GW、旧盆、年末年始
☎:098-862-2080
✉:nagomi_oki_sun@yahoo.co.jp
【設 備】お子様連れで通院できます。
受け入れ対象 、乳幼児からOK、キッズスペース、ベビーベットあり
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