こむら返りの正しい対処方法
こむら返りの対処法というと「脚を伸ばす」のが一般的ですが、本当に正しい方法なのでしょうか?今回は専門医が教える、こむら返りの正しい対処方法を紹介します。
こむら返りは、ふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)という筋肉が異常に収縮することで起きます。この仕組みを理解した上で、正しく対処する必要があります。
つまり、この収縮した筋肉・腓腹筋を伸ばすことが正しい対処方法となります。腓腹筋を伸ばすには、つま先をすねのほうに引き上げるように上げ、ふくらはぎとアキレス腱をストレッチします。
この時、自分の手でつま先をつかんで、すねのほうに引き上げるというのでもいいでしょう。
この足を引き上げた状態を8秒間ほど続けて、
ゆっくりと元に戻します。
この動作を、痛みがなくなるまで続けます。
こむら返りの対処方法のコツ
こむら返りを正しく対処するにはコツがあります。それは、ただ単に「脚を伸ばす」のではなく、「アキレス腱を伸ばす」ことに意識を集中させることです。このことで、確実にこむら返りを解消することができるでしょう。
普段からやっておきたい、こむら返りの予防策
普段からふくらはぎの筋肉を伸ばすマッサージやストレッチを行っておくと、こむら返りや、足がつることに対する予防になります。
またカルシウムやマグネシウム不足などの電解質異常が原因で、こむら返りや足がつることが起きることもあります。普段からカルシウムやマグネシウムなどが豊富に含まれる食べ物を、意識的に摂取するようにしましょう。カルシウムやマグネシウムはイワシやサバなどの魚や、ひじき・わかめ・こんぶなどの海藻類に多く含まれています。
また、ビタミン不足も原因となる場合があります。サプリメントなどを利用して普段から摂取しておくといいでしょう。
寒くて筋肉も固まりやすいこの時期。みなさんも注意してくださいね。
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